富士通【6702】2020年度第2四半期発表と今期予想

富士通【6702】2019年10月29日(15:00)に決算を発表しました。

富士通の2020年度、第２四半期累計決算の実績

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	発表日
I17.04-09	1,923,240	28,002	59,339	43,472	17/10/26
I18.04-09	1,834,544	95,275	117,211	81,131	18/10/26
I19.04-09	1,828,763	71,060	80,805	63,659	19/10/29
前年同期比	-0.3	-25.4	-31.1	-21.5

※単位：売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。１株益、１株配は「円」。率は「％」

売上高は前年比でマイナスの-0.3％減、18287.63億円で着地しました。連続でマイナス成長を続けていますので、規模の縮小が気になります

営業利益は前年比で２桁減少の-25.4％減、710.6億円で着地しました。

経常利益は前年比で２桁減少の-31.1％減、808.05億円で着地しました。

最終益は前年比で２桁減少の-21.5％減、636.59億円で着地しました。

売上高も営業利益も減少しているので、事業として成長性はあまり見込めないのかもしれません。

富士通の2020年度、今期予想

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	１株配	発表日
I2018.03	4,098,379	182,489	242,488	169,340	11	18/04/27
I2019.03	3,952,437	130,227	161,785	104,562	87	19/04/26
I予2020.03	3,800,000	160,000	－	125,000	160	19/10/29
前期比	-3.9	+22.9	－	+19.5	(%)

売上高は来期はマイナスの-3.9％減、38000億円に縮小する見通しになります。今期も連続でマイナス成長を見込み、成長力に疑問符が付きます。

営業利益は来期も２桁成長の22.9％増、1600億円に伸びる見通しになります。

最終益は来期も２桁成長の19.5％増、1250億円に伸びる見通しになります。

今期予想は、営業利益、がプラス成長を見込んでいます。

今期の年間配当は前期比73円増加の160円に増配することを決めました。増配は株主還元ですので、素直に嬉しいですね。

富士通の３ヵ月業績の推移【実績】

決算期	売上高	営業益	経常益	最終益	発表日
I18.07-09	966,887	15,682	20,211	8,375	18/10/26
I18.10-12	977,318	-28,733	-25,853	-29,672	19/01/31
I19.01-03	1,140,575	63,685	70,427	53,103	19/04/26
I19.04-06	838,737	3,385	6,263	7,094	19/07/25
I19.07-09	990,026	67,675	74,542	56,565	19/10/29
前年同期比	+2.4	4.3倍	3.7倍	6.8倍

※単位：売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。１株益、１株配は「円」。率は「％」

本データはXBRLのデータを解析して使用しています。まれにXBRLの格納データが間違ったままが配信されることがあります。そのため、最終的なデータの確認は決算短信のPDFを確認してください。